現在の症状について
- Kensuke Harada
- 2016年1月15日
- 読了時間: 2分
2013年の5月半ばに、小指の動かし辛さに異変を覚え、フォーカルジストニアと分かった時は、冷静ながらもショックでした。
今まで出来ていた事が出来なくなり、この先の対処について考える時間を設ける為に、仕事を半年近く休みました。(家では弾いていましたが)
不幸中の幸いは、左手が巻き込もうとも、ベースが弾ける事です。
出来るだけ押弦している指に負担がかからない様に、4弦若しくは、5弦を押さえる時は親指で握り込んでいます。

しかし、ピッチが高くなる傾向にあるので注意が必要です。
本題の症状ですが、現在も巻き込みは発生中です。
最近は、1本指になる時もあるので、音の繋ぎの労力は計り知れません(笑)

気づいたのは、人差し指で押弦する時に、他の指が巻き込もうとします。
それを食い止めながら押弦するので、不必要な力が左手にかかってしまいます。

いずれも、フレーズが速くなればなるほど、指のコントロールは難しくなります。
(不思議な事に、アドレナリンが噴出中のソロを弾いている時は、今までの感覚で弾ける時があります。アドレナリン注射で、治らないものか・・・)
逆に言うと、ゆっくりなフレーズであれば、ぎこちなくとも、今までのフォームに近い押弦が出来ます。
これが、最初の頃は出来ませんでした。
何故出来る様になったのか?
以下のネットをフル活用して行った、リハビリ等の効果かもしれません。
①楽器を弾き続ける事を止めない。(練習時間を大量に設ける事ではなく、毎日の様に触れる事)
②リハビリの一環として、弦に指を触れさせて症状が出たら離す。楽器が無くとも、左手の指先を左手親指で触れ、今、何の指に触れているか意識する。
③苦悩しても苦悩しない。(何も生まれない)
④LIVEやRECで、余計な緊張は恐怖となり、ジストニアに支配されるので、充分な準備を行う事。
⑤他の病気も然り、本人しか分からない状態ではあるが、良き理解者である仲間がいる事を忘れないでほしい。僕は、あなたの良き理解者です。
⑥これはまだ実践していませんが、フェルデンクライス・メソッドや、アレクサンダーテクニークは、効果大かもしれません。身体の動かし方を理解する事によって、より筋肉がリラックスした状態で臨めそうですね。
現在、1mm単位で回復しています。
同じ罹患した方々も、共にいつか心の底から笑えますように。
また明日、LIVEでお会いしましょう!
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